ハゲタカ(映画)
リアルな経済ドラマとして注目を集めたNHKドラマ「ハゲタカ」の映画化。
ドラマファンの期待を裏切らず、今回も重厚な作りとなっていると思います。
とか言いつつ、私自身まったくと言っていいほど経済関係の知識皆無なんですけどね。

普通におもしろい、です。人間ドラマだもんこれ。
見ていて気づいてちょっと意外だったんですけど、この作品に関してはキメ台詞だとか、この演出!とかそういう型にハマったものとは無縁だと思ってたんですけど、結構それが似合う作品なんだなってことです。鷲津のセリフからして気づいとけって感じなんですけどね。本当に今更気づきました。でっかいスクリーンで見ると、おお!って思ってしまったもの。

今回、劉という新キャラクターが登場してますが、この人、西野を彷彿とさせるなと思ったら、意図的だったようですね。
ハゲタカのおもしろいところは、金を右から左を動かすというなんらクリエイティブでもなんでもないことをやってるだけ、それだけなのに、それだけのことが人の人生のその後如何、生き死にまでも握っていて、そういった男たちが実は、だからこそ、ものすごく「その」金の重みを知ってるっていう部分だと思う。だから魅力的に感じるんだね。
西野にしても、劉にしても、見てきたのは鷲津の背中で、そんな鷲津が変わったきっかけが、この世界の善意の象徴(日本の古くからある良き意思とされているようなもの)であるかのような存在である芝野の、世の不条理を受け入れてしまったかのような一言で、結局彼らのパーソナルを作っているのはやっぱり「人」なんだなあと。人と人との間にある泥臭い感情に動かされた部分が確実にあって、やっぱり彼らも人と人の間に生きる「人」なんですよね。だから彼らに惹きつけられる。今回は、劉と守山にまた新たな関係の図が出来上がっていましたね。


このキャストで五條瑛さんの小説映像化したらおもしろそうだなあとちょっと思ってしまいました。(彼女の作品から見える思想自体はいろいろ思うところがありますが、単純に絵になりそう、っていう)
玉山さんはテレビに露出し始めた頃なんか、ビジュアルからいっていかにもなイケメン路線も全然いけただろうに、あえてそれをしなかったのは成功だったんだなーと最近の活躍を見てつくづく思いますわ。イケメン路線は寿命あるものね。

相変わらずBGMと演出がすばらしいです。
【2009/06/25 22:06 】 | 映画 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント

3回見に行ったあほです。
妹にも「内容変わらんじゃん」とバカにされました。。。
過去にも3回も見に行った映画は「茄子」だけだった気がするな。
【2009/07/11 18:32】| URL | だいふく #0HNYbXoc[ 編集] |
それはすごい
相当なハマりっぷりだね!最初眼鏡!って言ってたときは、てっきり玉鉄のことだとばかり・・・。
ドラマを見ると鷲津がもっと好きになると思うよ。彼は繊細な男だ・・・。
【2009/07/11 20:00】| URL | 高梨 #-[ 編集] |
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