![]() | 相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) ハセベバクシンオー 宝島社 2008-04-11 by G-Tools |
漫画のノベライズとか、映画のノベライズとか、アニメのノベライズとか、近年の何番煎商法には辟易で、基本的には手を出さない私ではあるんですが、評判の良さに買ってみました。
これは単純に映像を活字化したものじゃなくって、作品としては完全オリジナルなんですけどね。
一応、劇場版のサイドストーリー的扱いのものです。
しょっぱなから、映画のネタバレされ放題なので、見てない人は気を付けて。
劇場版でも活躍を見せた、数少ない特命係に協力的な、頼れる鑑識米沢を主人公にした、スピンアウト小説。
小説って、心情描写が詳しくなるからいいですよね。もとからあるキャラクターだから、間違った描写してしまうとおしまい、という危険な面もあるんですが、この小説の米沢は、実に米沢です。おもしろすぎる。
肝心な事件の方も、鑑識ならではの謎解きがあってよかったです。あくまででしゃばりすぎず、ちらりと右京さんが登場しているものいい感じ。
最後まで読むと、サブタイトルの「幻の女房」が実にうまくつけられたものであるかが分かります(最初に聞くだけでも笑えるんですが)。米さんの顔が思い浮かぶなあ。
このまま映像化してもらっても、全然OKです。
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