![]() | 走れメロス・山椒魚 (少年少女日本文学館) 太宰 治 講談社 1986-07 by G-Tools |
この少年少女日本文学館シリーズは何が良いかって言うと、読み仮名がしっかりついてて且つ、分かりにくい古い言い回しや言葉が全部解説付きなところです。
名作は読んでみたいけど、難しそうだし・・・という人におすすめ。
で、もちろん目的は山椒魚。ルーキーズで川籐先生が朗読していたそれです。
まさしく、漫画(ドラマ)内の野球部の当時の状態をうつした内容であるわけです。
私が高校生のときはやらなかったなあと思うのですが、教科書には載ってたような気もしなくもなく・・・。山月記といい、こころといい、羅生門といい、やはり教科書に載ってる本はいいですねぇ。
国語でやるから、一読で理解できなくても、その内容を勉強するわけですからね。
文体はキレがあって、これぞまさしく国語朗読向き。
そして内容は・・・。著者によって、削除されてしまった部分があとがきに掲載されているのですが、これがあるとないとでは、かなり印象が違ってきます。
大なり小なり、山椒魚が陥ることとなる状況とその心境が自分が重なるところがあると思った人にとっては、強いメッセージ性が発揮される作品だと思う。というか、それこそ、多少は誰もが山椒魚の行動に共感するところがあるんじゃないかなあ。そのキャパの広さが名作が名作たる所以なんでしょうね。
自分みたいな人間には、本当、ドキリとさせられる話だわ。
![]() | ROOKIES (ルーキーズ) 表(おもて)BOX通常版 佐藤隆太, 市原隼人, 小出恵介, 城田優, 平川雄一朗 TCエンタテインメント 2008-07-18 by G-Tools |
買ってしまったDVD。
お馴染み、森田まさのりの同名漫画をドラマ化。
熱血新任教師が不良集団・野球部を更正に導く物語。
ドラマ本編1〜3話+映像特典(オーディオコメンタリー・yahoo live映像・ドラマ制作発表会・CMなど)満載でファンも大満足な内容。
ケースが紙なので、何か安っぽいなあと思っていましたが、裏ボックス初回特典のウォールポケットに入れて飾れるようになるらしい。なるほど!これは絶対裏も初回で手にいれねば!
オーディオコメンタリーは、監督やプロデューサーの話はおもしろかったけど、役者陣のコメントがどうにもなあ。自分の演技に説明なんかつけたくないだろうしね。役者さんが裏話を上手くできるかっつーとそうでもないだろうし。よい点あり、悪い点あり。
「これアドリブだよね」って言われてたシーンが、ほぼ原作を意識したものだったのには、驚き&感動。明らかに監督やプロデューサーより、役者さんの方が原作読み込んでんじゃん!
yahoo Live映像は、これもなあ・・・ほとんどの人が放送時は集中して見たいんじゃないの?と思ってしまったので、同時にこれに出てる役者さんにも同情してしまった。家だったらもっとくつろいで見れただろうにと。でも、リアルタイムでメールが来るのはいいなーと思いました。役者さんたちも心得てて、CM中にしゃべってたし。(だからか、しゃべらなきゃと思ったのか、赤いTシャツの女子がわりと頻繁にしゃべってましたが、正直控えて欲しかった・・・ルキズファンは多分メインキャストのトークを聞きたかったのは・・・(ひっかかったの私だけかもしれませんが。彼女のファンの方すみません))。
2話目は彼女いないせいか落ち着いて聞けたし。おもしろかったし。(でも最終回にも彼女いたね。塔子ちゃんではダメなのかっ!)
![]() | シバトラ 7 (7) (少年マガジンコミックス) 朝基 まさし 講談社 2008-07-17 by G-Tools |
前巻から引き続き、タケトラとコジローくんの過去話ですが・・・肝心なところが分かりません!
また回想が入るのか、ひっぱれるとこまではひっぱるのか。
今回は、覚せい剤編でいいのかしら。鬼神編でその容姿と中身のギャップで強烈な印象を残したリカちゃんが主要人物として登場しています。
彼女が薬をやっていたというのは、いくらタケトラと関わって心を動かされたとは言え、根本的なところが変えられない(根が深い)ことを感じさせられてショック。
タケトラもつかまって大ピンチですが、さてどのように助けが入るのかな・・・?
ちなみに。
ドラマは一話見て、別物だと思ったので見てません。なんであんなに変えちゃうんだ。がっかりだ。
そういえば、最近タケトラの能力出てきませんね。なかったことになっちゃったのか?
![]() | ROOKIES ルーキーズ PERFECT BOOK 集英社 2008-07-18 by G-Tools |
ファンとしてはもちろん購入。
パーフェクトブックと謳いつつも、内容はインタビューと写真中心。
最終回後はぜひ一話一話内容も解説や秘話なんかも載せてファンブック出して欲しいですね。
DVDのおまけとか、公式とか、このドラマ自体のスタンスが「原作あってのドラマ」という立場を崩さないのが好きです。いや、もちろん表現媒体が違う以上、ものとして違ってくるのは当然なんですが、製作者と出演者に共に原作を大切に思って作ってくれているのが伝わってきてすごく嬉しい。
それにしても。私の思い違いかもしれませんが、この本の写真、湯舟が多くないですか?アニヤや先生なら、役どころ的になんとなく分かるけど・・・編集さんがファンなのか?(笑)
ゲドの時と同じく、アサヒ飲料の連合試写会に行ってきました。
前貰えたのはペットボトルのサイダーだったのに、今回は缶になったよ!小さいよ!
家出したポニョは、ジャムのビンにひっかかっていたところを、宗介に助けられる。
ほんのつかの間楽しい時を過ごすポニョだったが、父親につかまり、逃げ出すポニョ。
強大な魔法をすべて自分に吸収して、というおまけつきで・・・!
やっぱ宮崎アニメは色彩が美しいですなー。『ハウル』や『星をかった日』からの流れか、今回も実に色彩豊か。
内容としては、起承承承・・・あれ?って感じ?(笑)
物足り無いと言えば足りないですが、これはこれでいいかなって。
思わせぶりでありつつ、え?試練ってそれ?みたいな。
自分なりの解釈は、5歳児の後先何にも考えないその率直さが、実は人として一番間違ってなくて、大切なんだよってことかな。大人はごちゃごちゃ考えちゃうけど、ストレートな好き!って気持ちとそれを受け止める素直な心が平和を呼ぶよ☆
シュレックでは、そのラストでディズニーを嘲ったけど、その上を行くオチです。
新しい人魚姫伝説と行ってもいいような。
何と言っても最大の見せ場は、宗介を追いかけてきたあのシーン。
好きになった人に会うために、自ら魔法の力を奪って人間になって嵐を巻き起こしながら(しかもハンパない)海の上を走ってくる姫なんて、前代未聞ですよ!!なんつーアグレッシブな恋!
宗介くんの行動力と知識に敬服しながら・・・ちゃんとした大人になろうと思いました・・・。
(エンタテイメントとしても優れていてテーマ性もバッチリのジブリを見たい方は肩透かしくらうかも。そんなあなたには美術館短編映画『星をかった日』がおすすめ)
前貰えたのはペットボトルのサイダーだったのに、今回は缶になったよ!小さいよ!
家出したポニョは、ジャムのビンにひっかかっていたところを、宗介に助けられる。
ほんのつかの間楽しい時を過ごすポニョだったが、父親につかまり、逃げ出すポニョ。
強大な魔法をすべて自分に吸収して、というおまけつきで・・・!
やっぱ宮崎アニメは色彩が美しいですなー。『ハウル』や『星をかった日』からの流れか、今回も実に色彩豊か。
内容としては、起承承承・・・あれ?って感じ?(笑)
物足り無いと言えば足りないですが、これはこれでいいかなって。
思わせぶりでありつつ、え?試練ってそれ?みたいな。
自分なりの解釈は、5歳児の後先何にも考えないその率直さが、実は人として一番間違ってなくて、大切なんだよってことかな。大人はごちゃごちゃ考えちゃうけど、ストレートな好き!って気持ちとそれを受け止める素直な心が平和を呼ぶよ☆
シュレックでは、そのラストでディズニーを嘲ったけど、その上を行くオチです。
新しい人魚姫伝説と行ってもいいような。
何と言っても最大の見せ場は、宗介を追いかけてきたあのシーン。
好きになった人に会うために、自ら魔法の力を奪って人間になって嵐を巻き起こしながら(しかもハンパない)海の上を走ってくる姫なんて、前代未聞ですよ!!なんつーアグレッシブな恋!
宗介くんの行動力と知識に敬服しながら・・・ちゃんとした大人になろうと思いました・・・。
(エンタテイメントとしても優れていてテーマ性もバッチリのジブリを見たい方は肩透かしくらうかも。そんなあなたには美術館短編映画『星をかった日』がおすすめ)
![]() | そうだったのか!現代史 (集英社文庫 い 44-2) 池上 彰 集英社 2007-03 by G-Tools |
この本、高校の教科書になったらいいのにと思います。
現代史なんて、まず中高歴史の授業で時間足りなくなってカットだし。
そもそも、高校の歴史の授業なんて、年号や事象の丸暗記で、本当、受験用の授業ですもんね。
でも、教えてくれないから知らないでは絶対ダメだなと思いました。
知らせてもらえない、知らないことも恐ろしい事だけれど、知ろうとしないことはもっと恐ろしいこと。
世界で何が起こってどうして今があるのか、日本がそれにどう関わってきたか。
分かりやすく教えてくれる本です。
恥ずかしながら、全然知らない事ばっかりで、何より無関心でいた自分を強く恥じました。
人類の歴史は虐殺の歴史。
そんな言葉があったと思いましたが、まさにその言葉通り。
今の時代に日本という国で生まれ育ったことが奇跡みたいなことにすら感じます。
歴史を知らないという事は、歴史の教訓から学ばないということ。
同じ過ちを繰り返すということ。
平和ボケしてる場合じゃない!
![]() | 風の館の物語(2) (講談社・文学の扉) 百瀬 ヨシユキ 講談社 2007-12-11 by G-Tools |
楓子と悠シリーズに設定が似てやしないかと読みながら思ったり。
あっちは少年少女の間にビミョウな緊張感があるんですが、こっちは両方少年かくらいのさっぱり感があります。いやあ、かっこよい。
とはいえ、両少年(片方は死者ですが)、ともに恋愛フラグっぽいものが立ってるのが気になるぞ。
風の館とはなんなのか。彼女の役割は何か。
なんだか、漫画化とかしそうな気がするね。
![]() | MW(ムウ) (1) (小学館叢書) 手塚 治虫 小学館 1989-09 by G-Tools |
映画化らしいぞってことで読んでみました。
ある島で政府と某国が秘密裏に開発していたMWと呼ばれる毒ガスが漏れ、島民が全員死亡するという事故が起きた。事件は政府によって闇に葬られ、15年後・・・。
奇跡的に生き残った少年二人のうち、一人は冷酷な殺人鬼に。一人は神父となっていた。
同性愛関係にもある二人の関係と、殺人を結果的に黙認してしまうことに苦悩する神父賀来。
一方、結城はある目的のために動き始めていた・・・。
漫画の神様すげーや、としかいいようがないです。
全2巻にしてこの密度。
善悪の対決というよりは、「本当の悪」とはなんぞや?ということを考えさせられる作品。
結城の悪行をすべて知りながら、抵抗をしながらも、関係を断ち切れない賀来の姿は、
そのまま、悪を憎みながらも、その悪に惹かれずにはおれない人間の愚かしさが見える。
そして、MWと呼ばれる毒ガスを作り出す人間の悪。
結城が悪ならば、その悪は・・・?
映画は映画なりの回答を見せてくれるかなと楽しみにしていたんですが、
「殺すことで生きることを〜」とか監督が言ってる時点で全然期待できそうにもない予感。
設定借りた別物になるんでしょうね。がっかり。
結城をどうしても憎みきれないのは、どんなに彼が犯罪を重ねても賀来が好きである、という人間くさい部分があるから。
結城を殺そうとまで思いつめる賀来も結局そこまでできないのは、15年前の絆と彼が好きであるという一点があるからで・・・・。人間ってさ・・・と思ってしまう。
二人が死んで終っておらず、ラストのあれがあるからこそ、人の悪意の逞しさを感じてしまう。
(政府ののらりくらりの様子と重ねて)
けれど、一方で、ヒゲ親父の「国民をナメルなよォ」にわずかながらの希望も予感させてくれる。
しかし、賀来を失って自分の寿命もあとわずかながら、どこまでやるのかな彼は。
気になってしゃーないですわ。















