![]() | ウィッシュルーム 天使の記憶 任天堂 2007-01-25 by G-Tools |
元刑事で、セールスマンのカイル・ハイド。彼は、「裏」の仕事のためにホテル・ダスクに滞在する。そこで出会うさまざまな客たちの謎を解くにつれ、自分が追う嘗ての同僚と、ある事件とのつながりに気づき始める・・・。
『アナザーコード』と同じ製作会社だけあって、システムを同じくする部分がかなりあります。チャプターごとにその内容を確認してくれるのは、相変わらず復習になって、ありがたいです。
反面、落ち着いた色の画面、キャラデザ、そしてストーリーは、『アナザーコード』と違い、大人向け。
そして、一番の特徴は、なんて呼ぶんだろう。常にキャラクターが動いているようなアニメーション。シュミレーションゲーというと、キャラの一枚絵が紙芝居的に動くのが通例なんですが、この細かい動きがキャラクターの表情の幅を与えていて、見ていて飽きません。
流れとしては、相手キャラクターの話を聞きながら、言いよどんだような部分につっこみを入れたり、アイテムを見せたりして話を引き出していく、といった感じでしょうか。法廷パートのない、ゆるい『逆転裁判』と言えばいいのかな。序盤はやることがはっきりしていていいんですが、中盤以降、何をしていいか分からずホテルをうろうろするハメになることが多かったので、その辺のフォローが欲しかったですね。
ストーリ自体は綺麗に終っていますが、残った謎とか、結局登場しなかったブラッドリーとか!(アランとか)気になるので、是非続編出して欲しいですねー。もちろん主人公はカイル・ハイドで!
![]() | YASHA-夜叉(1) 伊藤英明 大塚寧々 岩城滉一 パイオニアLDC 2000-09-08 by G-Tools |
数年前から見たい見たいと思いつつ、田舎のレンタル屋には置いてないのであきらめていたのですが、オンラインレンタルにて無事視聴。
原作は吉田秋生の同名漫画。あんまり覚えてないなあと思いつつ見ていましたが、だんだん思い出してきました。もともと濃厚で読応えある漫画ですが、テレビ版になったつーことで、一話一話の濃度が上がった見ごたえあるドラマになっています。不安だった、伊藤英明の演技もそう気になりません。むしろニ役をうまく演じわけてます。
OP映像、音楽共にかっこいいし、画面は7前のドラマとは思えないくらいスタイリッシュ。おまけに?もいっちゃんがかわいくてかわいくて、かなり夢中になって見ております。(しかし、無料期間中には見終われないこと確実・・・)もいっちゃんが、目が見えない設定はオリジナル?
3巻ではそろそろ、凛が本性を現してくる頃かな。着地点なんかは思い出してきましたが、経過はうすらぼんやりというかさっぱり覚えてないので、新鮮な気持ちで楽しめそうです。
![]() | ムジナ探偵局 (〔6〕) 富安 陽子 おかべ りか 童心社 2007-10 by G-Tools |
ムジナ探偵局新刊はソフトカバーで刊行。文庫本だと勘違いして、一件目の書店で見つけられなかった阿呆でございます。既刊もすべて、イラスト書き下ろしてソフトカバー化してます。
個人的には、少々値段落としたくらいでソフトカバー化されるのは嫌だなあ。図書館用にハードも出して欲しい。売らせたい方向のシリーズなんだろうな、きっと。
話は相変わらず楽しく読めましたが、それよりなにより、ラストのおまけページの間違い探し!結婚式に出席したムジナさんの肩に!ちゃっかりしてんなあ。今回、話の中では触れられなかったけど、ちゃんと同居してんのかな。
![]() | 雨ふりマウス 竹下 文子 植田 真 アリス館 2000-05 by G-Tools |
ひっこしてきた僕の家に現れた、みどりさんと名乗る女の人と、3匹のねずみ。彼等は少しずつ、不思議を運んできて・・・。
一箇所に存在する二つのもの、と聞くと、ブロックぬけ!とか思ってしまう、サンゴロウオタクがここに。
彼らの存在が、特別に「何」としてあるわけではないけれど、ささやかな不思議として、そこにいると思うだけで、心にゆとりが生まれそうな感覚が湧き上がる、そんな本。
![]() | 結界師 18 (18) (少年サンデーコミックス) 田辺 イエロウ 小学館 2007-10-18 by G-Tools |
なんだかやっと話が動き出した感がありますねー。
前半読んで、兄貴ー!ってなったおかげで、全巻読み直すハメに?なりました。やっぱり、黒亡楼編からちょっと構成ミスっぽいなあと思いつつ、ヨッシーの成長に感心しながら読んでしまいました。
主人公の闘う理由の中心がヒロインにあるので、ヒロインがいくら出番が減っても、存在感をなくさない。今更ながらうまい設定ですね。
![]() | HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス) 冨樫 義博 集英社 2007-10-04 by G-Tools |
連載再開にあわせてコミックス発売ですねぇ。うまいこと、続きがその週発売の連載再開号だなんて、ねぇ。丁度ここまででコミックス1巻分だから、そこまで頑張ってから休載してくださいー!とかやりとりがあったんだろうか。
能力バトルやら、潜入後の計画やらよりも、王と、コムギのやりとりがね、何回も読んでしまったよ。
闘う力なく、ただ軍戯のみに天才的な力を持ち、しかし、自分なりの信念を持って生きている。王の心を動かしたのは、そんな女性。
我が意のままに生きてきた王がはじめて疑問を持つ自分という存在。名の持たない自分は、何のために(何を望まれて)産まれてきたのか。
うまいですねーとしか言いようが・・・だから、いくら休載しても待っちゃうんだよ。
死にフラグが立ってそうなキルアが心配ですよ。
そして、友達を欲しがっていたキルアが、ツレ(友達)とは、をタコに語っていて、嬉しくてしょうがなかったです。
![]() | 波のパラダイス (わくわく読み物コレクション) 竹下 文子 岩崎書店 2006-01 by G-Tools |
珍しくミスをしたテールと、テールの指導を仰ぐ事になった、お金持ちの息子。実はドルフィンの仕事についてから1年しかたってないテールとか、息子の正体とか、いろいろ驚いた巻。
前にも書いたけど、テールの幼なじみのジョナとの距離感がすごく好きですね。裏表紙の二匹のイラストなんかめっちゃかわいいです。結婚しちゃえ!(笑)。この世界の女の人は何気に強いですよ。ひなこさんとかね。
”とりもどさなきゃいけない記憶がある”
テールにも、サンゴロウのように秘められた過去が?!と思ったらそういうことか。テールの思いは、仕事というものに就いた人間には必ず見に覚えがあるもの。毎日仕事仕事仕事、家には寝て帰って起きて仕事の繰り返し。これでいいのかと思いつつ、今はそれしか考えられない。考えさせてくれ。
でも、そこで一歩立ち止まる。本当に、忘れたものはないのか?
やっぱりこれ、大人向けの話だよな〜でも、子どもにも読んでもらいたい。
そんなシリーズ。
![]() | 流れ星レース (わくわく読み物コレクション) 竹下 文子 岩崎書店 2004-06 by G-Tools |
サンゴロウとの勝負の結果も分かる、ドルフィンエクスプレスシリーズ3巻目。
いつも思うけど、このシリーズは終り方が本当にいい。
テールの幼なじみ、ジョナも大好きです。
スペイン内乱で父親を亡くした少女は、母親と共に、新しい父となる大佐の元へ向かっていた。
不思議な石版をはめ、出てきた妖精に少女は心を躍らせる。迷宮への入り口を開けたとも知らずに・・・。
ダークファンタジー。少女に三つの試練が課せられたりと、正統派ファンタジーっぽいですが、登場するモンスターがえらくグロかったり、とにかく戦争描写が悲惨だったりで、子どもに見せるには抵抗のある内容となっております。
そして、衝撃的なラスト。
ファンタジー世界とは、現実からの逃避場所ではなく、現実から目を背けず、立ち向かったものだけが立ち入ることを許されるのだということを描いた作品かと思いました。
もっと極端に言えば、自分の天命を全うしたものだけが天国に行けるというような。
それにしても、少女の身の上に起きるのは、残酷としか言いようがない、悲惨な現実ばかり。異世界に憧れ、間違いを犯しつつも、彼女は最後の選択を誤らなかった。何があろうと、間違えてはいけないことがあることを教えてくれますね。
ただ、ラストの「試練だったのじゃ」っていうセリフは止めて欲しかったなあ。常套句だけど、途端に安っぽくなるんだもん(苦笑)。
不思議な石版をはめ、出てきた妖精に少女は心を躍らせる。迷宮への入り口を開けたとも知らずに・・・。
ダークファンタジー。少女に三つの試練が課せられたりと、正統派ファンタジーっぽいですが、登場するモンスターがえらくグロかったり、とにかく戦争描写が悲惨だったりで、子どもに見せるには抵抗のある内容となっております。
そして、衝撃的なラスト。
ファンタジー世界とは、現実からの逃避場所ではなく、現実から目を背けず、立ち向かったものだけが立ち入ることを許されるのだということを描いた作品かと思いました。
もっと極端に言えば、自分の天命を全うしたものだけが天国に行けるというような。
それにしても、少女の身の上に起きるのは、残酷としか言いようがない、悲惨な現実ばかり。異世界に憧れ、間違いを犯しつつも、彼女は最後の選択を誤らなかった。何があろうと、間違えてはいけないことがあることを教えてくれますね。
ただ、ラストの「試練だったのじゃ」っていうセリフは止めて欲しかったなあ。常套句だけど、途端に安っぽくなるんだもん(苦笑)。
![]() | 三日月ジョリー (わくわく読み物コレクション) 竹下 文子 岩崎書店 2003-04 by G-Tools |
ドルフィンエクスプレスシリーズ2巻目。
忙しく働くテールに、怪しい噂のある黒丸紹介から、スカウトの声がかかるが・・・。
なんだかんだで面倒見もよく、同郷出身に優しいテールがいいな。やっぱり彼大人だな。
決して顔を合わせない隣人が、何かの伏線かと思いましたが、ラストでそうきたか、って感じ。この持っていき方が、ただの子ども読み物じゃないなーと思います。すごいなあ。
![]() | ドルフィン・エクスプレス (わくわく読み物コレクション) 竹下 文子 岩崎書店 2002-05 by G-Tools |
黒ねこサンゴロウと世界を同じくした、別の物語。
今回は、ドルフィン・エクスプレス、宅配便を仕事とする若きネコ、テールを主人公としています。サンゴロウも出てきますv
世界は同じでも、どこかノスタルジックな雰囲気を感じるサンゴロウシリーズと違って、やけに今風な印象を受ける作品です。
主な原因は、主人公テール。生い立ちと性格そして、若さ。ある程度落ち着いた、大人だったサンゴロウと違って、いろいろ悩み生きてる様子が、現代の若者とオーバーラップするからかな。
同じ、サンゴロウに憧れる若者としても、イカマルとは大分違いますしね。
サンゴロウと出合ったときの描写が、なんじゃこりゃ?一目惚れ?(違)と思ったら、ちゃんと理由がありました。よかった。
サンゴロウが元気そうなのにもほっとしたし、テールが自分の意思で一歩踏み出せたのが良かった。それが、ラストの船を捨てることであるのが、児童書というより、大人読み物のようだと思いましたね。
![]() | 電車にのって 竹下 文子 鈴木 まもる 岩崎書店 1997-04 by G-Tools |
竹下作品を制覇しようキャンペーン中。
これも挿絵が鈴木まもるさんだー本当にナイスコンビだなあと思って、著者紹介を読んでいたら、なんとご夫婦だそうで。納得。
こころがほんわかする短編集。(絶版になってる他出版社の再録です。現在ブッキングで復刊してるのもありますが)
一番気に入ったのは、ビアノの話。ピアノの森に話がすごく似てます。もしや、ピアノの森の作者さん参考にした・・・?とか思ったくらい。
野にあるピアノと、挫折したピアニストの物語。
短編の名手、今西祐介さんとか、安房直子さんの作風と似てるなあ、と読みながら思いました。
![]() | 最後の手紙―黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈5〉 (黒ねこサンゴロウ旅のつづき 5) 竹下 文子 偕成社 1996-04 by G-Tools |
ついにサンゴロウシリーズ完結。
閉ざされた記憶を取り戻したサンゴロウは・・・。
・・・すごかった。想像以上でした。
実は一読しただけでは、何のこっちゃ?と思ってしまったので(読解力・・・)何度も読み返してしまいました。そして、自分なりに解釈しました。対象であろう、子どもたちはどこまで理解できるのかなあ・・・と思いつつ、読み手を侮らないネタを持ってくるのはすごい。しかも、説明しちゃわないものすごい。
無くしたいもの、忘れたいもの、捨てたと思っても、それは必ず目の前に現れる。消え去ることは無い事実。特にそれが、自分自身そのものを形づくる要素ならば尚更。
感動のラストでした。
![]() | 金の波 銀の風―黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈4〉 (黒ねこサンゴロウ旅のつづき 4) 竹下 文子 偕成社 1996-04 by G-Tools |
番外編が3編収録された巻。番外編だから、いろんなキャラの人称か、もしくは、物語と物語の間とか、裏の話かなあと思いましたが、そうでもなく、すべてサンゴロウ視点のお話でした。
「みどりの小鳥」このままじゃダメになると、小鳥と別れる決意をするサンゴロウと、鳥カゴで暴れる小鳥が悲しい。ラストシーンが感動的。これ映像で見たいなあと思ってしまった。
「幽霊船」意外と言えば意外な再登場人物が。まさか、サンゴロウと共闘が見られるなんて(笑)。サンゴロウシリーズ随一の敵役です。そして彼の正体、実は見抜けませんでした。恥ずかしい事に。
「王様の島」綺麗に納まっているし、いい話だとも思いましたが、そんな今まで散々やってきてそれはねぇ!とも思ってしまいました。
![]() | ほのおをこえて―黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈3〉 (黒ねこサンゴロウ旅のつづき 3) 竹下 文子 偕成社 1996-04 by G-Tools |
ついにサンゴロウのルーツが分かる、旅のつづき3巻目。
とはいえ、まだまだ謎と抜け落ちた記憶が残っているわけですが。
きっとやまねこ族の母と、うみねこ族の父を持つのでは、と予想。
それとも、記憶を受け継ぐという記載があったので、また違った特別な種族なのかなあ?
隔絶された島に起きた変革と、明かされる伝説。その後の島が気になります。
![]() | まほろ駅前多田便利軒 三浦 しをん 文藝春秋 2006-03 by G-Tools |
同業の方にオススメされてレッツトライ。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、同業の方からのおすすめは本当にハズレがありません。大当たりばっかり。『サンゴロウ』『ムジナ』『守人』全部そうですし。ありがたいことです。
便利屋を営む多田の元に転がり込んできたのは、高校時代一度も言葉を交わさなかったかつての同級生の行天。行くところがないという彼となんとなく一緒に仕事をするようになったが・・・。
よくある話だと、転がり込んでくる→役立たずのようで意外に役立ったり→共同生活が悪くもないと思えた頃に別れ→でも戻ってきた
てな流れだと思うんですが、筋だけ言えばまさにそんな話です。
けど、この物語に限っては、行天は本当に役立たずだし(空中ブランコの伊良部先生思い出す。そこまでひどくないけど)、良いこと言うわけじゃないし、むしろトラブルメーカ。ただ、人が一人増えることによって、多彩に人間関係が広がっていって、繋がる心地よさっていうんですかね。誰かが側にいて語らう大事さを教えてくれる話だなーと思いました。自分だけの世界ってやっぱダメですね。

























