感想日記//本・映画などのさまざまな感想記録
2006/01/30 (Mon) 晴れた日は図書館へいこう/緑川 聖司
4338174153晴れた日は図書館へいこう
緑川 聖司
小峰書店 2003-10

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なんとステキなタイトルと思い、気にかかっていたのですが、まずは内容読んでから購入ね、というわけで図書館で借りてみました。

図書館にまつわるライトミスリタッチの短編集。
登場する主人公のいとこの司書さんが素敵すぎて、胸が苦しい(苦笑)。
ドラマや書籍などで、嘘が多い司書像ですが(あまりに仕事が認知されていない)、わりときちんと描写されていて好感度大。
ワタクシも大変勉強になりました。

2006/01/30 (Mon) 模倣犯 上/宮部みゆき
409379264X模倣犯〈上〉
宮部 みゆき
小学館 2001-03

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映画公開前後にも、何度か借りていたんですが、どうしてもその分厚さに負け、読めてませんでした。友人に強力にプッシュされてようやく読めました。
映画は試写会で見ましたが、とんでもなかった印象しかございません。

まだ、上だけなのでなんとも言いがたいですが、ヒロミはヒロミでピースはピースで病んでいる人なのですね。
いくらモンスターのようでも、人間らしく他者によって苦しめられていることがある。
どのような終り方するのかが気になるなあ。

2006/01/28 (Sat) ALWAYS三丁目の夕日
B000C5PNTGALWAYS三丁目の夕日


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やっと見に行けました。もういっそのことDVDレンタル待ちしようかとも思っていたんですが、ちゃんと映画館で見てよかったです。

昭和33年。東京タワーは建設中の東京で、人々は輝く未来を夢見て毎日を懸命に生きていた・・・。

ストーリーは、ベタっちゃあベタ。ものすごくストレートなんですけど、それがなぜだかすごく心地よくって、画面を見て飽きるということはまずなかったです。
人の善意を信じられる作品です。
ラストはしっかり泣かせていただきました。自信を持ってオススメできます。
吉岡さんも、須賀くんもえがった・・・堤さんの頑固親父ぶりもステキ。

余談ですが、予告編の『こぎつねヘレン』ですでに泣いてしまったので、こんなよろよろで映画見れるんかい!と思いましたが、なんのなんの。
『ヘレン』は原作も読んでるんですが、映画も良さそう。
「ミルクを飲めなかったら生きてちゃいけないんですか!?」「命あるものは皆、今を精一杯生きてる」のセリフでかなり来ました。

2006/01/27 (Fri) シャドウハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド (PS2)
B0009NUOWMシャドウハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド プレミアムBOX(限定版)
アルゼ 2005-07-28

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グッドエンドではないものの、一通りクリアしたので書きますなり。

一言で言えばおしい作品だなあと。
シャドーハーツシリーズの3作目。PSのクーデルカを数えるならば4作品目となる本作。一番ストーリー性が薄かったと言わねばならんでしょう。
シャドハ独特の世界観(史実を下敷きにしている。第一次世界大戦辺りの時代設定)、濃いキャラと、彼らから繰り出されるユニークな会話。戦闘のおもしろさと、やりこみがい。それらは全部織り込まれていたし、「ああやっぱシャドハっていいな」とすら思わされたのに、ただ一つ、ストーリーの練りこみが足らなかった。

主人公ジョニーが話の大半、シャナイアにくっついてただけってのがまずかったかもしれないなあ。決してつまらないかったわけじゃないけれど、彼に共感がし辛かったかも。
彼自身や、レディの正体に対する葛藤がイマイチ見えてこなかったのも原因かもしれない。レディはレディで、キラーに対する思いは、王道的でお約束にしか見えなくて、王道だからこそ説明がないのだろうけれど、やはり説得力に乏しいと言えば乏しい。もうちょっと一緒に行動するようになってからのエピソードがあればよかったなあ。
シャナイアのレディを追う理由とからめて、もっとジョニーという主人公を魅せて欲しかったです。

戦闘やら、おまけやら、やり込み要素に関しては文句なしです。
ラスボス戦はどうかとおもうけども・・・楽しんでプレイさせていただきました。

2006/01/23 (Mon) オレンジ党と黒い釜/天沢退二郎
4835441311オレンジ党と黒い釜
天沢 退二郎
ブッキング 2004-10

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ブッキングで復刊された作品。
復刊されたんだから、おもしろいんだろうなという逆辿りで読んでみました。

おもしろかったです。一気に読んでしまいました。
魔法ファンタジーなのに、異様にじとっとしてるところがいいですね。
ちっともからっとしてない。明るくもない。
だからこそ、魔法という異質なもののを恐怖が伝わってくるというか。
ちょいと納得できないラストですが、続編もあるので、読んでいきたいです。

2006/01/23 (Mon) 桃色トワイライト/三浦しをん
4872339738桃色トワイライト
三浦 しをん
太田出版 2005-08-06

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しをんさんのエッセイはおもしろいらしいとは聞いていたのですが、元々エッセイはあまり好きではないので手が出ず未読でした。
図書館行った時にふと思い出したので、レッツチャレンジとばかりに借りて参りました。やーおもしろかった!

読み始めてすぐに、「これ独身女のオタク日記やんけ!」と思ったものの(人のこと全く言えません)、このイタくないさ加減はなんだろなーと思いました。
ホ○漫画ってなんだろー?って思ってる人で読めそうなくらいかもよ。(あやふや)
しをんさんがオダジョーにハマってくくだりとかがえろうリアルタイムでわかりやすかったです(笑)。
クウガに関する記述なんかは、そうそうそうなんです!とかなり同意。2人を見ててももちろん楽しいけれど、お話としてもすばらしいんですよ!

『乙女なげやり』も是非読みたいです。元気出そう(笑)。

2006/01/23 (Mon) ぼくのプリンときみのチョコ/後藤みわこ
4062693615ぼくのプリンときみのチョコ
後藤 みわこ
講談社 2005-11

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晴彦の幼馴染の真樹、晴彦の中学の同級生志麻子。
3人で遊びに出かけたその晩、真樹と志麻子は自分の体の異変に気がつき・・・。

いわゆる、思春期の性とココロの問題小説ってトコでしょうか。
ともすれば、チョコとプリンは何の隠語かというと・・・結構まんまです。

愛情に性衝動が伴えばそれは恋愛感情なのか?
同性であるが故に、その感情は友情の範囲内に収まってしまう事があるのでは?
とか、いろいろ考えさせられる仕組みになっているお話ではあるのですが、どうもフに落ちんところがイロイロ。

以下ネタバレ。

この話でいくと、トランスジェンダーの方の立場は?って思ってしまう。
まあ、この場合は、真樹が女の子になるわけじゃなくて、志麻子になりかけたってところがポイントだから、それまでの晴彦と真樹の関係を考えれば納得できんこともないけれど。
晴彦がほぼ葛藤なしに暴走していったりと(笑)、基本的に二人のやりとり中心に展開していくので、ぶっちゃけて言うと、ものすごーくBLくさいですよ、このお話。狙ってんじゃないかと思えるくらい。
きっと言いたいことは、性衝動にごまかされるな、惑わされるな、振り回されるな、心を大事にってことなんでしょうけど・・・。

性と心をテーマにしてるYA向けとしては、結構斬新な展開を見せる本だとは思いますが、どうにもBLっぽさが気にかかる。晴彦の行動が性急すぎるのがファンタジーに見えるからかしら。2人の男子に焦点を当てすぎてるからかしら。
真樹化していく志麻子を描き足りないのも大きいと思う。
着地点が違えば明らかにジャンルBLでした。

ところで、晴彦はプリンばっかり気をとられていたけれど、チョコはまだ存在してたんだよねぇ?それ見たら結構すぐに幻滅したんじゃないかしらー(笑)。


2006/01/18 (Wed) 魔王/伊坂幸太郎
4062131463魔王
伊坂 幸太郎
講談社 2005-10-20

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ファシズム否定、憲法9条改正の可能性。
社会風刺的な要素を持ちつつも、あくまでテーマじゃなくて、でも小道具でもない。あとがきにあったように、そういった小説でした。
でも、伊坂作品には珍しく、やっぱりメッセージ性が強かったかな。
いつもだったら、もっともっと兄弟がクローズアップされるはず(笑)。

先の総裁選で露呈されたように、日本人のアホさ加減がばっちり描写されとりました。
確かに、この話の犬養のような人物があらわれたら、なってしまわないとは全然言い切れない。こういった人が現れなくても、緩慢にこの方向には向かうような気がします。

自分自身で考える事。
よく言われるけれど、これがすべてなんでしょうね。

あの時、普段興味も関心もないのにに、ノリだけで行っちゃったような人や、全然関係ない自サイトに意見が偏ったようなサイトのURLベタベタはって、さあ読めと促したり、それにあおりを受けまくって、コピーのような意見した20代の若者たちは是非読んでください。気づくきっかけにはなるはず。
(リアルで知ってる人のサイトがこうなって引いたっていうより怖かった)

あと、個人的にここんとこ宮沢賢治の詩は好きで読んでいたので、出てきてびくりしました。ちなみに私は、「春と修羅」が好き。

2006/01/16 (Mon) ラインの虜囚/田中芳樹
4062705753ラインの虜囚
田中 芳樹
講談社 2005-07-07

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ミステリーランド第7回配本作品。

コリンヌは亡き父の名誉を守るため、祖父が住むパリに赴いた。
祖父が出した条件は、とある人物が本当に塔に幽閉されているかということを確認することだったが・・・。

中盤までは、これミステリーじゃなくて、冒険小説じゃん!なんて思って読んでおりましたが、終盤はばっちりミステリ小説でした。
ミステリーランドの作品って、子どもも大人も〜が売り言葉なのに、結局大人向けになっちゃってるのが多い中(実際大抵の図書館でも一般書コーナーにお置かれちゃってる)、きっちり子どもも楽しめる作品になっていたところが好感大。

一緒に旅する仲間4人の個性あふれるユニークなやりとりとか、ラストのドンデンがさすがって感じ。

田中芳樹の作品読むのって結構ひさしぶりで、
薬師寺京子や創竜伝は実はそろそろあきはじめていたのですが、これはおもしろかったです。

ちなみにメインの4人は、全員実在した人物なのですが、私、デュマしか知らんかった・・・(恥)。

2006/01/13 (Fri) THE MANZAI ドラマCD化
あさのあつこ先生の『THE MANZAI』がドラマCD化ですよ!
何が驚いたかって、キャスト!

瀬田歩:石田彰
秋本貴史:中井和哉

なんだこれ!(笑)

ちなみに原作本はコレ。

4861762537The MANZAI 1
あさの あつこ
ジャイブ 2005-12-01

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もうBLCDには出ないと公言したらしい石田さんが出なさるというのが、なんとも貴重な一枚になる予感。
いや、もちろんマンザイはBLじゃなくて、良質な児童書ですよ。
今後の展開により如何ともし難いですが(嘘)。

しかし、石田さんと中井さんかあ・・・ど真ん中ストライクだわさ。

多分買っちゃうね。

ドラマCD買うのは、昔勢いで買っちゃった封神演義の外伝以来ですよ。

2006/01/10 (Tue) 流行り神(PS2)
B0009NUP76流行り神 Revenge 警視庁怪異事件ファイル
日本一ソフトウェア 2005-07-14

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やり込みまではいかないまでも、一通りクリアしたのでとりあえず。

都市伝説をメインにしたシナリオ系ホラーゲーム。
主人公風見は、キャリアから一転して、警視庁歴史編纂室所属となった新米刑事。実はこの部署、オカルトが絡んだ事件を調査する部署なのだ。
彼がこの部署に勤務するようになったのはとある事件がきっかけだったのだが・・・。

操作は基本的には、出てきた選択肢を選んでいくという単純作業。シナリオは4章から構成されており一章ごとのボリュームはやや少ないが、進行度によって、追加シナリオが増えていくのでもの足りなさはありません。
データベースの機能のおかげで、物知り(主にオカルト方面)になれること請け合い。

このゲームのウリは選択肢によって、2パターンのエンディングがそれぞれ用意されていることでしょう。
科学エンドとオカルトエンド。主人公がどちらを信奉するかによって変化します。が、どっちにしてもかなりオカルト度が強くて、科学だけでは説明がつかないのでそれがちょっとおしいかな。
ただ題材自体が「聞いた事がある。けど詳しくは知らない」といった(いかにも都市伝説の特徴)身近で魅力的な題材が扱われているのでとっつきやすくプレイ欲がそそられます。

また登場キャラも魅力的で、特にオススメはオカルト信奉者の主人公の兄と、兄の友人で解剖医学者の式部さん(女)(オカルト否定派)。
それぞれに信念とそして柔軟な思考を持っているのでとても頼りになります。またそれぞれを信奉するきっかけになった過去持ちというおまけつき。
おいしいね(笑)。

基本4章と追加シナリオの兄貴と式部の過去はそれなりにやればクリアできますが、きついのはデータベース75%以上で出現のゆうかシナリオ。
エンドが多すぎて正式エンドが超困難!(ハッピーエンド=正式でないところがポイント)全員生き残っても謎が残ればきちんとエンディングを迎えられないので、やりがいありまくりです。

やりこみゲーよろしく、きちんとスキップ機能もついてて安心です。
お値段の割りになかなかの隠れた良ゲーだと思います。

2006/01/10 (Tue) 封神演義完全板13、14/藤崎竜
4088737504封神演義 13 完全版 (13)
藤崎 竜
集英社 2006-01-05

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4088737512封神演義 14 完全版 (14)
藤崎 竜
集英社 2006-01-05

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せっかくなので、美しい表紙を見て欲しいと思い、更新。
毎月2冊ずつ刊行している、封神演義完全版も残すところあと4巻。
ファン的にはそのあと画集を出して欲しいなと。

2006/01/07 (Sat) ムーンドラゴン/小沢章友
4652077556ムーン・ドラゴン
小沢 章友
理論社 2005-05

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年明け前には読み終わってたんですが、更新忘れてた・・・。
ということであんましおもしろくなったです正直。

山寺から下りてきた少年が、「自分は何がしたんだろう」と思い悩むあたりなんかは、今の年頃の少年少女にも共通する思いだろうから、YAとしてもよかったなと思うんですが、それ以降がなあ・・・。
いろいろもったいない作品でした。

ちなみに、表紙とタイトルで日本の時代劇風味のファンタジーかと勝手に思っていたんですが、割ときっちりした時代ものでした。

2006/01/04 (Wed) 南総里見八犬伝/浜たかや
403744450X南総里見八犬伝〈第1の物語〉妖刀村雨丸
滝沢 馬琴 浜 たかや
偕成社 2002-03

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TBSでドラマ化したので、注目度も高まっていると思い紹介。
読んでみたいけどどれを読んでいいか分からない、また、活字はどうも・・・という方にもオススメの児童書版。全4巻。
とか言っている私が、八犬伝はこれしか読んだことがないんですけどね。
イラストに惹かれて数年前に読んだのですが、児童書版あなどるなかれで読み応えはなかなかでした。

ドラマではとにかく悲惨な運命を辿った船虫の逞しい悪女っぷりを堪能してください。

ドラマ版は親兵衛がかわえかった・・・。

プロフィール

Author:高梨
読書。してないわけじゃないけれど・・・うーん。あさのさんの新刊をこつこつと読んでいこうと思っとります。

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霧の灯台 − 黒ねこサンゴロウシリーズ〈5〉

ドルフィン・エクスプレス (わくわく読み物コレクション)

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弟の戦争