感想日記//本・映画などのさまざまな感想記録
2008/07/05 (Sat) MW(ムウ)/手塚治虫
4091971814MW(ムウ) (1) (小学館叢書)
手塚 治虫
小学館 1989-09

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映画化らしぞってことで読んでみました。

ある島で政府と某国が秘密裏に開発していたMWと呼ばれる毒ガスが漏れ、島民が全員死亡するという事故が起きた。事件は政府によって闇に葬られ、15年後・・・。
奇跡的に生き残った少年二人のうち、一人は冷酷な殺人鬼に。一人は神父となっていた。
そして二人は同性愛関係にもあった。

漫画の神様すげーや、としかいいようがないです。
全2巻にしてこの密度。
善悪の対決というよりは、「本当の悪」とはなんぞや?ということを考えさせられる作品。
結城の悪行をすべて知りながら、抵抗をしながらも、関係を断ち切れない賀来の姿は、
そのまま、悪を憎みながらも、その悪に惹かれずにはおれない人間の愚かしさが見える。

そして、MWと呼ばれる毒ガスを作り出す人間の悪。
結城が悪ならば、その悪は・・・?

それを考えると、この作品の一貫したテーマが見えてくるような気がする。


結城をどうしても憎みきれないのは、どんなに彼が犯罪を重ねても賀来が好きである、という人間くさい部分があるから。
結城を殺そうとまで思いつめる賀来も結局そこまでできないのは、15年前の絆と彼が好きであるという一点があるからで・・・・。人間ってさ・・・と思ってしまう。

二人が死んで終っておらず、ラストのあれがあるからこそ、人の悪意の逞しさを感じてしまう。
(政府ののらりくらりの様子と重ねて)
けれど、一方で、ヒゲ親父の「国民をナメルなよォ」にわずかながらの希望も予感させてくれる。

しかし、賀来を失って自分の寿命もあとわずかながら、どこまでやるのかな彼は。
気になってしゃーないですわ。

2008/06/17 (Tue) グリーン・アイズ /森忠明
433808930Xグリーン・アイズ (新しいこどもの文学)
森 忠明
小峰書店 1997-12

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川島誠、大海赫、と並ぶトラウマ作家さん(個人的に)。
こういう手の本を読むと、昔の児童文学って幅が広いよね、と思います。
今でこそ、こうした鬱々とした内面を隠すことなく描写した小説はYAやラノベでそれこそ腐るほどありますが、当時としては珍しかったんじゃないのかなあ。

それまでの森作品と同じく、森少年を主人公とした自伝的小説。
美しいイラストとタイトルに惹かれて手にとりましたが、やっぱりというか暗い雰囲気につつまれた内容です。人の別れと死が近くにあった少年時代。人はいなくなっても、残してくれた言葉や想いは心に蓄積されて、残された人間のわずかながらの支えになる。
大人が読んでも十分耐えうる作風です。

2008/06/09 (Mon) ROOKIES 1 /森田まさのり
4086186624(1) (集英社文庫 も 20-26)
森田 まさのり
集英社 2007-09-14

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買っちゃったよ・・・ドラマ化の影響恐ろしい。

懐かしい!っていうより、そうだったそうだったっていう確認要素の方が大きい。やっぱりドラマで見てるからかな。
そして思ってた通り1巻買っちゃうと、続きが気になるわけで・・・。
どうしよ。とりあえずドラマ全部見るか!

2008/06/09 (Mon) パスワードダイヤモンド作戦!―悪魔の石2/松原秀行
4062850168パスワードダイヤモンド作戦!―悪魔の石2 (講談社青い鳥文庫 186-26 パソコン通信探偵団事件ノート 21 中)
梶山 直美
講談社 2008-03

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前作、前々作の謎が一気に解明の巻。
が、相変わらず記憶力の弱い私は、読み返すしかないなと思っていますことよ・・・。

団員たちの活躍は陰をひそめて(内容的にしょうがないですが)、陰のトップたちが地味に活躍してます。ここまで話がでっかくなると、アイザッククラスじゃないと出番がないかも・・・?

レイの結婚は最後の最後でああなりましたが、あそこまでいったんなら、いっそしちゃった方がよかったんじゃないのーと思いますよ。
パティシエの兄さんなんでしょうか、やっぱり。

2008/06/01 (Sun) シバトラ 6 /朝基 まさし
4063639886シバトラ 6 (6) (少年マガジンコミックス)
朝基 まさし
講談社 2008-05-16

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漫画の感想が滞ってますが、ちゃんと買ってるやつは買って読んでるんですよ。
書いてないのはなんとなく。

ついにシバトラドラマ化ですね。主役が小池くんとはいかにもだなあ。私的には、神木龍之介くんだったんだけどなー(それはあなたが好きなだけ)。
ドラマ化するには話のストックが足りなさすぎな気もするんですが、原作者さんが原作者さんなだけに大丈夫かな。

ついにエンジェルの心を溶かしたタケトラ。情に訴えかけるだけでなく、警察官らしい話術の巧みさも披露。デキるやつです。
奴らがまさかの同じ高校進学でどうなる?!(てかこのコたち中坊だったのよね・・・)と思ったら、知りたかったタケトラの過去編突入。コジローくんとの馴れ初めも知ることが出来そうです。
次巻まで待てない・・・!

プロフィール

Author:高梨
読書。してないわけじゃないけれど・・・うーん。あさのさんの新刊をこつこつと読んでいこうと思っとります。

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